フィギュアスケートと何かのメモ

とりあえず、本文を font-size:84%; にして、ユーザが読みやすいと思っているサイズよりも、小さいサイズで表示してくれるていう「親切」も、「ヘンなところにこだわりすぎ」。内容と関係無いけど。

っていうのは、ともかく。

それは浅田真央トリプルアクセルにこだわりすぎて、金メダルを取れなかったことと似てるような気がした。なんとなく。

これ、どうなのかなあ。マオが飛びたかったっていう話もあるけど、むしろ、いくつかのコンビネーションが得点にならないので、トリプルアクセルを飛ぶような構成にせざるを得なかった、という解釈が妥当な気がする。たぶん、そのコンビネーションが得点になるような状況であれば、そういう構成で挑んだはず。

なので、こだわりがあって飛んだ結果、金メダルを逃したという解釈は、見当違いな気がする。

あー、そうぢゃなくて、トリプルアクセルの練習時間を他のジャンプ(得点にならないコンビネーションの修正とか)に費やしたら、なんとかなったという見解なのかなあ。そのへんは、どーなのかなあ。時間が足りなかったのかもなあとは思うけど、玄人の意見を聞きたいところかなあ。

五輪後にルール改正がありそうだけど、こんだけアジア人有利な展開になってくると、この後、ソチ五輪に向けて、欧州勢有利なルールになりそうな予感もするけどなあ、どうなんだろうなあ。

しかしなんだなあ。1992年のアルベールビルで、伊藤みどりトリプルアクセルを決めてから、今年マオが決めるまで、18年間も成功させた者がいなかったなんて、それはそれでスゲー技なんだろなあ。

スノボのハーフパイプとかで、大技無しって方向にならんかな。ダブルマックツイストよりも、スリーシックスティを綺麗に決めた方が高得点とか、間の滑走が綺麗なら加点とか。そんなんしたら、ショーンとかアメリカ勢(てか、ほとんどのボーダー)が参加しなくなるか。あは。

追記

ていうか、今回のバンクーバー五輪フィギュアスケートに関する話は、下記を一読するとイイように思う。

トリプルアクセルにヘンにこだわりすぎて」という解釈は、やっぱり、妥当性を欠くかなあ、と思う。

ていうかていうか、この「浅田真央ソニー製でキムヨナがLG電子製」の話って、どっちかっていうと、こだわりの話ぢゃなくて、この間の「朝まで生テレビ」で猪子氏やホリエモンが言ってた「怒らないで」っていう話に近いんぢゃないかな、とか思った。(フィギュアは全く関係無しで)

「こんなん、ウチではだされへんがな」というセリフが出る理由のひとつは、行政による規制だったり、社内の規制や、上司の判断だったりするわけ。つまり出せないんぢゃなくて「こんなん出したら、怒られまんがな」ということなんぢゃないかのかなー、とか思った。

追記2

フィギュアの話に無理矢理持っていくなら、むしろ、ルールに守られ、市場を圧倒しているガラパゴス・ヨナに対して、他のジャンプを封じられながらもトリプルアクセル1本で、市場に食い込んでみせたiPhone・マオ、超すげぇ、という解釈も成立するよなあ。

あと、強化予算が少ないにも関わらず、日本勢全員入賞とかスゴ過ぎぢゃん、省エネ大国・ニッポン!みたいな解釈も成立しちゃいそう。