見えているモノと見ているモノ

見えてるのは、ブログの本文だけ。その他は見えてない。】の続き。

とゆーか。

自動車とかバイクとか運転するわけ。んでね。道路を走るにあたって、色々注意しなきゃならないワケだけど、周辺を四六時中観察して、情報を整理して、判断して、運転という行為に反映してるワケさ。

でさ。

運転手の脳の処理能力が無限に近いか、まあ、相当な能力があれば、前後左右上下の情報を全て取り込んで、解析して判断するコトも可能かもしれないんだけど、残念ながら、ほぼシングルタスクの私にとっては無理なのね。

でさ。

周辺全部の情報を取り込んでいると、オーバーフローしちゃうか、判断が間に合わなくなってエラーとか発生しちゃうワケさ。そこで、運転している自動車なりバイクなりを、今後も、円滑に、かつ安全に走行させるために、オーバーフローやエラーが起きないよう、情報を取捨選択しているのね。つまり、重要な情報だけを取り込んで、運転に支障を来さないような瑣末な情報は除外してるってワケだ。

そーすることによって、処理すべき情報を減らして、脳の負荷を軽くして、判断の間違いや、動作の遅れを防いでいるのよ。

例えば、ガードレールが設置された歩道のある大きな通りを走ってるとするぢゃん。

この場合、歩道を歩いている人間は、円滑かつ安全な運行に関して、その情報をほぼ無視できるわけ。それがいい女だろうが、裸だろうが、円滑かつ安全な運行に必要な情報ではないので、脳に情報として送出されないわけよ。

だけど、同じ歩道にいても、ガードレールを乗り越えようとしている人間には注意しなきゃならないのね。だって、直前に道路に飛び出して来るかもしれないので、そうなると円滑かつ安全な運行を持続することが困難になる恐れがあるので、ガードレールを乗り越えようとしている人間がいるぞ、っていう情報は脳に届けられるわけさ。

だけど、この場合も詳しい情報は省かれるのね。どんな奴かとか、何色の服を着ているとか、そんな情報は除外なの。ガードレールを乗り越えようとしているのか、乗り越えたのか、飛び出しそうなのかどうなのか、そーゆー情報だけ届くわけ。

ほんでもって、届いた情報を元に、それが障害たりえるかどうか判断して、速度を落とすなり、回避コースを選択するなりの行動を起こすってわけだ。

とまあ、運転している間は、必要な情報だけしか取得してないのよ、私は。

だけどさ、助手席とかに乗っていると、状況が変わるわけさ。

処理して判断して行動する必要がないので、ほぼ全ての情報を取得してたりするわけよ。お、いい女とか、あ、新しい店が出来てるとか。

余談だけど、よく交通事故を起こすって人は、つまらん情報を拾ってたりするコトがあるんぢゃないかと思うのね。歩行者とか対向車の服装とかなんか、そーゆートコまで見てるもんだから、処理が遅れて事故になったりするコトもあるんぢゃなかろかと。

で。

まあ、そーゆーワケで、Webでも同じコトで、私の場合は、WWWで自動車やバイクを運転してるようなモノなので、要らん情報は取得してないから、広告が脳内フィルター遮断されるんぢゃないかと。

で。

広告も、よーく見てるよ、ってゆー人は、WWWで自動車やバイクを運転してない人、助手席の人なんぢゃなかろかと思ったりしました。