Geogle、機能強化したGeogle Analyticsを発表「脳内の感想を視覚化」

Geogleは、本日未明、これまでの機能に加え、ユーザーの感想を可視化、一覧表示で確認することが可能になったGeogle Analyticsを発表した。Geogle Analyticsは、これまでも、ページビュー、ユニークユーザー数、滞在時間、参照元など、ユーザーの動向を調査する手段はあったが、どういう感想を持ったのかについては、確認することができなかった。

数多くのユーザがサイトを訪れた際、どんな感想を抱いたのか、これまでサイト運営者は想像するしか手段が無く、多くの暢気な運営者は、皆、肯定してると思い込むことで運営を続けて来たが、近年、本当にそうなのか、否定的感想を持つユーザーが少なからず存在してるのではないか、という研究が活発に行われ、京都方面ではネガティブな感想の抽出に成功したとも伝えられている。

以前から、サイト運営者の中には、コメント必須などとして感想を求めるサイトも現れたが、確実性が薄く、また、社交辞令「かわいい犬ですね」コメントが横行したこともあり、現実の感想を求める声は相変わらず高い。

この状況を受けて、Geogleは、人間の脳が発する電波を受信、解析することで、脳内の感想を視覚化することに成功、モニター越しに収集する技術を開発した。新しいGeogle Analyticsは、サイト閲覧した全てのユーザーの感想を文章化し表現することが出来るという。

発表会場では、実際にAdabe社のサイトに実装し、解析が行われた。画面上に「字が小さい」「どこに何があるのか分からない」「高ぇよ」「アップグレード版の種類、多過ぎ」「これはひどい」「字が小さい」「字が小さい」「字が小さい」などの感想が次々と表示され、客席からどよめきが起こった。

はたして、一所懸命に書いたのに反応が無い、という「沈黙のオーディエンス」現象に悩むサイト運営者にとって朗報となるのだろうか。一部のブロガーからは、「脳内の感想なんて、反論のコストが高い、卑怯だ」という声もあり、トラブルも懸念される。

この件に関して、京都方面からは、概ね肯定的な意見が多く、「京都方面だけがキモいわけじゃない証明になる」などの意見が寄せられている。また、この機能について、セキュリティ専門家のひろみちゅ氏は、「プライバシーの侵害にあたるのではないか」と警鐘を鳴らしているが、Geogleでは、「ストリートビュー同様、なんの問題も無い」としている。