えーと、なんだっけ

なんだ、えーと、過去に犯罪を行ったものが居る集団に属していることが、何か問題になるかと言えば、問題にならないということだ。その集団が非合法であると、司法の手により、或いは政治的に、判断されたならともかく、そうでないなら、皆と同等の扱いをしなければならない。「あやしい」という気分だけで、差別対象に加えてはならない。もちろん、「あやしい」という予想が当たる可能性もある。その結果、大変な災害を呼び起こす可能性もある。しかし、社会秩序を維持するという上で、法的な判断は尊重されなければならないのだ。法的に、その集団の構成員は、人非人扱いして宜しいというのなら、虐殺へつながる道をひた走ったってかまわない。だけど、法的にはなんの処罰対象にすらなっていない者を、「あやしい」という気分だけで排除してしまっては、社会秩序の崩壊へとつながるのぢゃないかと。

社会自身が崩壊しても構わない。その制度を維持していくことにこそ、意味があるんぢゃないかと。