対等めも

えーと、なんとなく思いついたので、めも。

  • 優位(色々意味がありそうで、あやしい言葉だけど)は存在しない。
  • よく考えたら、契約以前も以後も対等である。
  • 見かけ上、優位に見える。金のやりとりという点において、金の動きを主体に捉えた場合、優位に思える場合がある。
  • 対価ということを考えれば、優位ではなく、いつの場面においても対等である。
  • 対等であるが故に契約しないという選択が、どちら側にも存在する。
  • 対等ではあるが、そのサービスについて、金額の高低は在る。購買側の主観(実勢価格や実績による比較考慮は十分有るが、結局は主観)による。
  • 金額の多寡についてが、優位かどうかの判断材料にはならない。
  • 購買側が優位に感じるのは、そう感じさせて、コトを有利に運ぶための販売側の手段、或いはそれを含めての付加価値。
  • 店主の腰が低いのは、それが付加価値だから。決して、優位な立場にないから、頭を下げているわけではない。
  • 常に対等であるが故に、条件の提示の不備に対し、クレームをつけることが出来る。優位であるから、クレームをつけられるわけではない。
  • なにより、優位であることを利用して、物事を進行するのは、あまり褒められた行為ではない。

とは、言いつつも「買ってください、お願いします」は有り得る。というか、或る意味、根源的。このへんが、さびしートコロ。

まあ、厄介なのは、「精算せずに店外へ出る行為」という部分にあって、それが、一般的な制約と考えられる内容かどうか(大書すべき条件なのかどうか)という点だったわけで。もっと不可思議な制約、「店内では逆立ちで移動してください」とか「コーヒーは耳から流し込んでください」とかいうモノだったら、クレームに対する違和感は感じなかったんぢゃないかと思うんだ。