ほーむぺーじは「家」どころか、「自分自身」なんぢゃねーのか

とか、考えてて、はたと思いついた。

一昔流行ったWebサイト作りの鉄則とやらには、自己紹介を書く事なんて常識過ぎてもはや語ることすら稀だった気がするのだが(まあ、それ以前にWebサイトで一番最初に作るコンテンツって大抵自己紹介だったりしたものだった。時にはそれしかなかったりしたのだけど…)

Webサイトで一番最初に作るコンテンツって大抵自己紹介で、時にはそれしかなかったりする、ってえあたり。

アレですよ。

WWW辺境最強部落の楽天広場で見かける「ほーむぺーじ」や「ぷろぐ」ってのは、自己紹介そのものなんぢゃねーかと。件のメルボルンのおばちゃんも、「とっぷぺーじ」にデカデカと自分の写真を載せていたし、そのお友達らしき「ぶろぐ」にも、家族写真なんかがグワーと載ってたし。

なんつーか、はてダあたりだと、主張とか思考とか意見とかがエントリーとして書かれるんだけど、楽天広場あたりだと、自己紹介がメインで、それを補完するモノがエントリーとして書かれているんぢゃないかなーと。

まあ、はてダや楽天広場が必ずそーだと言うわけぢゃないですが、あー、なんとなく2種類、存在してんぢゃねーのかなーと。

自分の「作品」(主張や意見とか、つまりは作品)がメインになってるサイト(ホームページでもブログでもいいんだけど)と、「自分自身」がメインになってるサイトが存在しているんぢゃないか。ほんでもって、後者は、もうね、「ホームページは家」なんてのを通り越して、「ホームページはアタシ自身」って状態なんぢゃねーかと。

擬人化してアタシ自身になっちゃっているわけだから、人を指ささない(無断リンク禁止)、「俺の後ろに立つなッ」(リンクはトップページ)、「町で会ったら挨拶」(素通り禁止)なんてのが大事なわけだ。それこそ、無断リンクは「いきなり挿入」とか言い出すのも頷ける。

スゲーよ。ホームページは家とか言ってる場合ぢゃなかったんだーッ。

文化の衝突まで、あと365日。さんびゃくとろくじゅうごにちッ。