ブログのエントリーの転載は、チェーンメールと同様か否か

善意がどうとか、どーでもいいし、ブログの転載ぐらいで自殺が防げるのなら、俺も生活苦しいので、『20日までに、百万円振り込まれないなら、自殺します』と書いて、首相官邸にでも送って、『あなたの善意の転載で自殺予告のおぢさんを救って下さい!!』とかいうことで、『このエントリーを多くのブログに転載し、所定の口座へ千円ずつ振り込んでてください』とか、『はてブのブクマ、オーバー300にならないなら、自殺します』と書いて厚労省にでも送って、『あなたの善意の転載で自殺予告のおぢさんを救って下さい!!』とかいうことで、『このエントリーを多くのブログに転載し、おぢさんのブログをはてブで一人2個ずつブクマしてください』とか、誰か善意でやってくんないかな、などと思っちゃうよ。

で、Yahoo!ブログ内に被リンクを増大させたくて、やってたのかどーかは、どーでも好いんだけど、『コトは緊急を要するので、この記事を多くのブログに転載してください』というチェーンブログ(?)は、チェーンメールと同じ問題を孕んでいるのかどうかが気になってきた。

チェーンメールの問題点は何かというと、【チェーンメールは悪】によれば、

RFC 1855「ネチケットガイドライン」というドキュメントの 2.1.1「電子メールのガイドライン」の中で,チェーン・レターの電子メール版であるチェーンメールについて「インターネットで禁止されています」とはっきり書かれています.チェーンメールを送ると「あなたのネットワーク利用権を無効にされるでしょう」と,ネットワークでの死刑に相当する悪であるということを示しています.

まず、禁止事項であることがルールに明記してあると。ほんでもって、チェーンメールは一度転送され始めると完全に止めることはもう誰にもできず、限りある Internet の資産を食いつぶしてしまうかもしれないと。インターネットに対して、ダメージを与える可能性があるので、チェーンメールは良くないと。

で、ブログのエントリーの転載は何をもたらすか。限りある Internet の資産を食いつぶしてしまう可能性は、かろうじて、同じかもしれないけれど、チェーンメールほどはシステムに対する影響力はないように思える。同じ内容のミラーがたくさん連立してる状況ってのは、WWW にとってダメージがあるんだろうか。まあ、どこのブログ見ても、金太郎飴になってたら、馬鹿馬鹿しいとは思うけれど。

まあ、なにより、チェーンメールによる問題点として、『いずれデマに踊らされるコトになる怖れがある』ってアタリが、チェーンブログにも共通する問題点であることは当然なわけでして。善意で始まって、途中で悪意が加わるか、加わらなくても時間が経過した時点で、デマになり、とんでもない騒動になる可能性も否定できず。

やっぱり、無闇に『転載』を勧めてはイケナイんだと思うお。

メールシステムの方は忙しくて、なおかつ脆弱ぽい気がするので、チェーンメールは如何にもシステムトラブル起こしそうな(或いは余計な負荷たりうる)気がするけれど、ブログの転載ごときは、システム的には問題無いような気がするんですけど、素人のアサハカサなんでしょか?詳しい方の意見が聞きたいのあ。

まあ、何にも増して、同じチェーンメールを何度も見るのは堪え難いって問題点は有るけれど。