穴を掘るから、手伝ってくれ

世界平和のために、穴を掘ろうと思う。

核兵器を持っている国の首相や代表を、掘った穴に埋めてしまおうかと思うのだが、とりあえず、穴に落ちてくれれば好いな、と思っている。

だが、一人の力では、無理だ。

皆の力を貸してくれ。皆の善意の心で、手伝ってくれ。出来るだけ、大きな穴にしたいんだ。

穴が大きくなれば、テロリストや犯罪者も落ちてくれると思う。

そうなれば、平和な世の中になるんぢゃないかと思う。

出来るだけ、大勢の人に、早急に手伝って欲しい。もはや、核戦争は目の前だから。

何もしないよりも、何かしたほうがいいはずなんだ。

あなたの善意で、穴を掘ってほしい。

さて、善意の穴と、悪意の穴の違いは、

ありません。

穴が開いてたら、皆落ちます。善意で掘った穴は悪人だけ、悪意で掘った穴は善人だけが落ちる、なんてことはありません。穴が開いてたら、老若男女を問わず、のべつまくなしに落ちます。

よーく、足下を見ながら歩いていないと、善意の落とし穴が待ち受けてるのです。

行動と結果の因果関係に動機は関係ありません

1+2=3 です。善意であろうと、悪意があろうと、1+2=3 です。ソレをやったら、どういう結果になるかは、善意や悪意と関係なく、同じ結果になります。善意がどうかというよりも、どういう行動なのかの方が問題なんぢゃないかと思うのです。

盗んだ金でも、一億円は、一億円です。泥がついた一万円札は、人によっては価値が上がったりしますが、銀行では、一万円の価値しかありません。善意や悪意は、額面に影響を及ぼしません。

貧乏人が小銭をペットボトルに貯めて、田舎からはるばる持ってくる(武道館までの電車賃 3,000 円以上) 3,000 円より、金持ちが財布から出して、投げつけるように寄付した 1,000,000 円の方が価値があります。

善意からでも、悪意からでも、殺人という行為は、被害者を死に至らしめます。誰かを救うための殺人は、法的に許される場合がありますが、それでも、死人は甦りません。

ところで「善意の転載」が掘った穴は、

たいした大きさではなかったし、掘る場所も見当違いだったので、誰も落ちなかっただけです。だからこそ、ほっといたって問題が無かったと言えば、その通りですが。

OYAJI氏は、たいしたコトやってるわけではないので、今回は無事に終わりましたが、そのうち、上手い具合に穴を掘ってしまって、それこそ善良な人々が落ちたりしないコトを願うモノです。

悪意の全く存在しない、残念な事件が勃発することがありませんように。