無断リンク禁止裁判に勝つ

個人サイトのURLはプライバシー情報にあたる?という解釈が妥当と考えるなら、【無断リンク禁止】と明示(コレ大事)していれば、無断リンクはプライバシー侵害にあたるという解釈も、いずれ容認される可能性が大だと思う。アクセス制限の必要は無いかもしれないと思う(裁判官にもよるだろうけど)

但し、Google 等の検索エンジンからも、同様にリンクさせないようにしておかないと、当該 URL をプライバシー情報と解釈するのが難しくなるので、無断リンク禁止をしたいと考え、訴訟準備しているサイト管理者の方は、今のうちに対策を。

というか、公共性の高いサイトの URL は、当然プライバシー情報では無いということになるだろうけど、個人サイトの URL はプライバシー情報であるという判決が下されると、Google 等の検索エンジンから、軒並み個人サイトが削除されるGoogle ってそのへん弱気ぢゃんかさ)わけで、リストアップしてほしかったら、「登録」しなさいというスタンスになるんぢゃないかと思う。或いは、検索対象から排除した状態がデフォルトで、robot.txtによって、検索対象へ加えるというスタンスになるのかな。

で、そうなると、たぶん、ブラウザにもなんらかの対策を施す必要が出てくるかもしれないように思う。無断リンク禁止を謳うリソースへの無断リンクには機能しないとか閲覧不可になるとか。

とかなんとか。

追記

あっあっ。

個人サイトの URL はプライバシー情報ということになると、無断であろうが、許諾(たぶん限定条件が有るはずだけど)されていようが、不特定多数に公開されているリソースからリンクする(つまりそのリソースに URL を掲示する)ことは不可になるわけで、広く不特定多数に公開してもいいですよ、という意思表示をしているリソースの URL のみ掲示可能ということになるので、無断リンク禁止を謳うサイトへのアクセスは、守秘義務を負った上で、メール等によってのみ知らしめられるという現象が。ていうか、その状況で、無断リンク禁止を謳うサイトの場合、不特定多数に公開されているリソースへのリンク許諾は有り得ねーのか。

む、ということは、そういうサイトへのアクセスは激減しねーか?

あ?してもいいのか。

あー

ていうか、個人サイトの URL がプライバシー情報ということになると、無断リンク禁止どころか、リンクできないのか。公開されているリソースに、リンク許諾を与えてしまうと、その瞬間プライバシー情報でなくなるので、リンクの許諾とかいう話ぢゃなくなるのか。己に都合よくリンクを選択したいっていう人には、この手法ぢゃ駄目かー。