XHTML の便利な点

ちょっとめも。

  • XHTML の便利な点は、利用する側に有る。それは、XSLT を通せるコトや、その他。
  • マーク付けする人や作者には、直接的なメリット・恩恵は無い。
  • それは、HTML でも同じ。
  • プレーンテキストより便利な点は。
  • 具体的に、素人にもよく分かるXHTMLの利用方法は無いのかもしれない。

あとで。

ちょっと追加。

  • このままだと、現世御利益を期待してはならない、とかいうコトになりそう……。

プレーンテキストよりHTML

プレーンテキストのホームページがある。言いたいことは伝わると思う。もっと長文になるとか、複雑な構造の話とかになると、伝わるかどうか怪しくなりそうな気がする。

そもそも、種々のワープロソフトで論文を提出されたら、フォーマットが違い過ぎて、管理が面倒、読めねーよ、というあたりで、HTML の登場という話だったように思うのだが、同様にプレーンテキストで提出されたら、どこが見出しやら、どこまでが同じレベルの話なんだか、分かんねーよ、ということになるだろう。

分かんねーのは読む人、利用する側の話で、ソレが分かるように(分かりやすく)なれば、利用者にとって便利ということなんだけど、作者にとっても、文書の構造を明示すること、要素間の関係を表すことは、読者に、より理解してもらえるという期待が出来るという点で便利なわけで。

理解してもらえる可能性が高まることに期待して、作者はマークアップする。つまり、プレーンテキストへHTMLでのマーク付けを行う。

で、さらに、理解度が深まることに期待しているから、XHTML という選択肢も有り得るんだと思うのだが。

ただ、人間が読む読み物としてのマーク付けは、現状 HTML4.01 レベルでも十分であって、それ以上の何か、例えばデータとして取り扱う場合に XHTML の方が便利であることは確かなのだろうけれど、HTML を選択している作者は自分のソレを読み物レベルで考えているので、XHTML の便利な点を理解しにくいわけ。

なんつーかな、「ココをクリック」リンク問題と似ていて、自然な文章の中に登場する「ここ」をアンカーにしたって、「読めば自然に分かる」から好いとする話と、いやソレは、アンカーとして抽出した場合に「ここ」ではなんのことか分からないから、よろしくないとする話の対立のような感じ。

たぶん、現状 HTML4.01 で省略無く書いている人にとって、XHTML1.0 でも XHTML1.1 でも移行は簡単なんだと思う。簡単なんだから、可能性にかけろよ、と言われても、目に見える御利益がほしいのが人情なわけで。

プレーンテキストから HTML では、御利益が目に見えたわけ。ブラウザのデフォルトスタイルでも適用されて、見た目レベルの話ですら、違いが分かるわけ。

では、HTML から XHTML では、目に見える御利益を、となるとどうなんだと。僕はテキストエディタ以上のものは起動したくないよ、それで何か僕に御利益が有るのかい、どうなんだい、と。

そこで、目に見えるようなモノは無い、未来を信じろ、それが宗教だ、と言われれば、それまでなんだけどさ。