ちりとてちん

NHK の朝ドラ。

BS にて、土曜日に 1 週間分まとめて放送してる。んだけど、それを録画すると、ケロロと被るので、月曜〜土曜までの本放送を毎日録画してる。

すると、番組の放送時間が終わっても、次のニュースまで録画してくれる。1 週間、世の中どんなコトがあったのか、見てるとなかなか楽しいので、ニュースの冒頭まで鑑賞する。

ニュースを読むのは、大概、森本健成アナである。昔、オンエアバトルで「あなたたちで〜す」と絶叫してたように思う。

ちりとてちんのエンドタイトルが出て、画面がスタジオに切り替わる。で、この森本アナ、その瞬間、下を向いてるのである。そこにディレクターが居るのか、モニターが置いてあるのか、分からないのだが、とりかくカメラ目線ではなく、下向き。で、自分に納得したかのように軽くうなづき、おもむろに顔を上げ、カメラの方をあらためて見つめ、話しだすのである。

その間が絶妙な気がする。

いや、如何にも、僕も「ちりとてちん」をモニターで見てましたよ。って感じ。そして「どうなるんでしょうねぇ、B 子、心配ですね」とか「ああ草若師匠、あの世での高座、楽しそうですね」とか「小次郎おじさん、変ですね」とか、語りかけてくるような雰囲気があるのだ。

たまに、森本アナは、お休みになり、他のアナが勤めることがあるんだけど、あきらかに間が違う。最初っから、カメラ目線だったり、間が短すぎたり。

NHK の朝ドラ「ちりとてちん」を僕が好きなのは、その後の森本アナの間が絶妙なのも、理由のひとつなのだ。