クロスサイトスクラムマーケティング

その 1:開戦

書評ではなく、本の紹介。内容にはあまり触れない。変な先入観で、購買意欲が落ちるのを防ぐため。アルファブロガーが薦めるんだから、とにかく読めと、ちょっと上から目線で推奨する。これは、はてブを盛り上げるための布石。

その 2:反撃

反感やらなにやら入り混じって、あっというまの 400 users オーバー。この時点で注目度はかなりのもの。しかし、まだ追い込みをかける。

その 3:援護射撃

新たなるアルファブロガーによる弾幕。「すべての日本人がいま読むべき」と広げた大風呂敷を、さらにプレスして「今世紀最重要」まで広げる。内容は小出しにされたが、なんか、まだ腑に落ちない。ありきたりっぽい。購買意欲は「あとで」買うくらいのレベル。で、既に風呂敷の中に捕われているのに気づいてない、はてなブックマーカ達は、とにかく、もっちー以外の情報が出たってんで、いろいろ入り混じって、またもや 400 users オーバーを叩き出す。

その 4:絨毯爆撃

その 3 あたりで、十分興味を引くことに成功しているのだが、ここで、急所を突く。この一撃は凄まじい。これも、はてブ 400 users オーバー。炎上して、火だるまになってるように見えるが、火がついてボーボーなのは、実はブックマーカの方だった。

その 5:大陸間弾道弾発射

さらに側方からの射撃が始まる。もはや、なんの話だったのか忘れそうになるけれど、とにかく「はてブ」の注目度は上がり、結果的に「本」の注目度も上がって行く。もはや、Amazon の No.1 獲得は決定的に。そして、勝利宣言

この後、「日本語が亡びるとき」と「はてなブックマーク」関連で、Web のはてな界隈は盛り上がり、さらなる認知度の押上が図られる。

その 6:終戦

もう十分なのに、ダメ押しの一発。とにかく読めと。スゴい。たぶん、このへんで終戦。十分に売り切った、もっちーの勝ち。

その 7:進駐

で、なんか唸らせるような一撃。え、おもしろそうぢゃん、とりあえず買ってみようと思いました、つか、Amazon でレジまで進みました。まいりました。


そして「2008-11-11 - 【海難記】 Wrecked on the Sea」にて、まだ買ってない残党の掃討作戦が始まっている。

おそるべし、クロスサイトスクラムマーケティング