どうして「リンクやブックマークはトップページ」なの?

なんか考えてみる。

楽しいホームページの入り口だから

千葉県浦安市にディズニーランドとかディズニーシーっていう遊園地があります。

子供たちに人気です。僕も好きです。

で、そのディズニーリゾートのアトラクションを楽しむには、どうするか。一般的に、チケット(パスポートとかいう)を購入して、入り口から入場します。

ここが大事です。

入り口から入場するのです。決して、アトラクションに直接入場することはしません。というか、できません。チケットを買って、きちんと並んで、開門を待ち、整然と入り口から入るのです。そして目当てのアトラクションに一目散に走るか、人気アトラクションのファストパスをゲットしに行くかは自由です。

Web 1.0 における、Web サイトというのは、『○○の楽しいホームページ』のコトです。

楽しいのです。

サイト制作者は楽しんでもらおうと思って、サイトを構築します。そして、その『○○の楽しいホームページ』には、楽しいコンテンツが満載されています。ここで、サイト制作者にとって、『○○の楽しいホームページ』はディズニーリゾート、『楽しいコンテンツ』はアトラクションと同義です。

ということは、利用者は入り口から入場しなければなりません。だって、ディズニーリゾートだから。

直接『楽しいコンテンツ』にアクセスするなど言語道断、というより、サイト制作者にとって、そんな利用方法は思いもよらないモノだったのです。

現実には、ディズニーリゾートは、入り口以外から入場するのは困難です。高い塀などに妨げられ、侵入できません。だから、仕方なく入り口から入っているだけです。しかし、『○○の楽しいホームページ』は、何処からでも入れます。当然、利用者は入れるところから入るでしょう。でも、困るんです。入り口から入ってもらわないと。

だから、リンクやブクマはトップページにするものなのです。

とゆーか、全部見てほしいから

各コンテンツに直接アクセスされちゃうと、その他のコンテンツを見てくれないかもしれません。

たまたま見たコンテンツの出来がイマイチだったりしたら、その時点で興味を失ってしまい、その他の力作コンテンツにアクセスしてくれないかもしれません。

こんなに才能溢れ、あらゆるコンテンツを用意しているのに、たったひとつ駄目だったから、才能に気付いてもらえないなんて悲しすぎます。

その点、トップページからアクセスしてもらえば、色んなコンテンツを見てもらえるかもしれません。利用者の興味を引くように、ばっちり渾身の力を込めて、気合いの入ったトップページにしてるんです。その上、溢れる才能を垂れ流し、思いつくまま作った数々の楽しいコンテンツがあるんです。絶対、虜に、ファンになるはずです。

色んなコンテンツがあるんだな、よし、今度はこっちを見てみよう。

絶対、そういう気持ちになるはずなんです。

だから、リンクやブクマはトップページにするものなのです。

とゆーか、単純に家だから

普通は、玄関から家に入るでしょ。

だから、リンクやブクマはトップページにするものなのです。