チェーンテキストの問題点 1
うだうだ、書き直してみたりしたけれど、チェーンテキストの問題点は、やっぱりハッキリしない。
チェーンメール(電子メールも、現実の手紙も)の問題点は、つきつめると『負荷の増大』でしかないと思う。
その内容が虚偽であったり、デマだったりするとナニである、というコトはあるけれど、内容がどうかということではなくて、チェーン化することの問題点のみを考えると、同一の情報を何通も繰り返し処理しなければならないという、『負荷の増大』のみが問題なのであって、その他は無いと言えそう。
負荷は、流通するためのシステムと受け取る側に発生する。チェーンメールは、郵便やさんと郵便受け、それを読む人の負荷が増える、ということになるのかな。
チェーンテキストでは、どうか。
同様に『負荷の増大』は、「有る」と言えそうかなあ。
サーバの領域に対する負荷、通信インフラに対する負荷、利用者(読者)に対する負荷、それらは、メール同様に増大する。
で、負荷が増大したからと言って、何か?と言われると、それまでなのかなあ。十分に強化されたシステムやユーザにとっては、脅威的となるほどの負荷では無いのかもしれない。
せいぜい、いつも重いブログに接続して、今日は何が書いてあるのかな、わくわくして待ってたら、何処かからの転載、チェーンテキストで、コレはもう読んだよ、待ってて損した、ぷんぷん、くらいの話なのかもしれない。
それでも、情報量は増えずに処理の負荷だけが増えるという、哀しい事態であるコトは確かなのだな。
チェーン化するというのは、自己増殖するというコトなので、「負荷の増大」を短期間だけに抑えることが出来ず、長期に渡って、要らぬ負荷を掛け続けるという意味で『悪』という判断は出来そうかなあ。