炎神戦隊ゴーオンジャー GP-XX 「水からのデンゴン」

「スイハドウ」は、ガイアークの害水大臣ケガレシアの新しい蛮機獣だぞ。背中に水の入ったランドセル型タンクを背負っているぞ。股間の蛇口から、大量に放水する能力を持っているぞ。

スイハドウは、地球の江本研究所を襲ったぞ。江本博士が開発した、波動水製造機を250,000円で購入するためだ。ゴーオンジャーが阻止しようとしたけれど、「ちがうよ、全然ちがうよ。マルチぢゃないよ。普通の商取引だよ」というスイハドウの放水に負けてしまった。

びしょぬれで唖然とするゴーオンジャーを尻目に、去って行くスイハドウ。


ここは、ヘルガイユ宮殿。ケガレシアが波動水製造機をいじっているぞ。

「ほーほっほっ。この波動水製造機で、地球の水をわらわ好みの水にするでおぢゃる」

ケガレシアは、バケツに入った水に、ネガティブ波動をインプットしているぞ。これはアブナい。ネガティブ波動の水を飲むと、頭が悪くなり、お財布の中のお金が減ってしまうんだ。

そして、スイハドウのタンクにその水を充填すると、「死ねばいいのに」と書いた紙を貼ったんだ。

「その紙は何ナリか?」

害地大臣ヨゴシュタインが聞くと、

「地球の水は、紙に書かれた言葉に反応するでおぢゃる。この水を飲んだ者は、皆、おなかが痛くなるでおぢゃる」

とケガレシア。

「この水をダムに放水するでおぢゃる。行け、スイハドウっ!」


大変だ。そんな水をダムに放水されたら、地球の終わりだっ。急げゴーオンジャー

だけど、ゴーオンジャーは濡れてしまったので、力が出ない!

あああああああーっ!以下、緊迫の次号!